履歴書の写真が用意できたら、次に向き合うのが履歴書の中身です。
「ちゃんと書いているつもりなのに通らない」 「どこを直せばいいのかわからない」
履歴書でつまずく原因の多くは、
文章力ではなく“書類としての整え方”にあります。
この記事では、
を通して、面接につながる履歴書の書き方をマニュアル形式で解説します。
履歴書は「合否を決める書類」ではない
まず大前提として、
履歴書だけで合否が決まるケースは多くありません。
企業が履歴書で見ているのは、主に次の3点です。
履歴書の役割は、
「面接に進ませてもいいか」を判断するための入口です。
履歴書の完成形|全体見本
まずは、完成形のイメージを確認してください。
僕自身の飲食・建築業の経歴をもとに、IT企業へ転職するという設定で作成しました。
すべて参考になると思います。


このレベルで整っていれば、履歴書として十分です。
本記事の履歴書見本は、
Googleスプレッドシートで作成したテンプレートをもとにしています。
Office契約がなくても、そのまま編集・印刷できます。
まず確認すること|企業指定フォーマットの有無
応募先の企業から、
がある場合は、必ずそれに従ってください。
履歴書の書き方に正解はひとつではありませんが、
企業指定がある場合は、それが最優先です。
厚生労働省の履歴書テンプレートを使う
特に指定がない場合は、
厚生労働省が公開している履歴書様式を使えば問題ありません。
公的に使われている形式のため、
書式で減点されることはほぼありません。
(参考:厚生労働省『新たな履歴書の様式例の作成について』)
厚生労働省が作成した履歴書様式:
Googleスプレッドシートで作成した履歴書様式:
Googleスプレッドシートで作成した履歴書様式:
※Googleスプレッドシートのテンプレートは、厚生労働省が公開している履歴書様式を参考に、
独自に作成したものです。リンク先を開き、「ファイル→コピーを作成」からご自身のドライブに保存してご利用ください。
office契約がなくても編集・印刷できます。
履歴書のサイズは?
- A3用紙2つ折り(A4サイズ)
- B4用紙2つ折り(B5サイズ)
現在はA4サイズが主流です。
迷ったらA4を選んでおけば問題ありません。
記入時の注意点|消えないボールペン・書き直し厳禁
履歴書を紙で提出する場合、記入方法にも注意が必要です。
書き間違えた場合は、
必ず最初から書き直すのが基本です。
※PCで作成する場合
履歴書をPCで作成する場合は、
入力途中の修正や書き直しは問題ありません。
指定がなければ、
PC作成を選ぶ人も多いのが実情です。
ただし、提出時のデータ(PDFなど)は、
最終版として丁寧に仕上げることを意識しましょう。
項目別の書き方とポイント
写真

履歴書に使う写真は横30mm(3cm)×縦40mm(4cm)が原則です。
履歴書の写真の撮り方についてはコチラの記事で詳しく説明しています。
氏名

- 戸籍通りの正式な氏名を記載する
- 略字・旧字体は使わない
- フリガナは指定(カタカナ/ひらがな)に従う
生年月日

- 西暦・和暦は履歴書全体で統一する
- 年齢は提出日時点の満年齢を記載する
住所

- 都道府県から省略せずに書く
- マンション名・部屋番号まで正確に記載する
- 現住所と連絡先が異なる場合は両方書く(同じ場合は二つ目の記入欄に同上と記入)
連絡先(電話番号・メールアドレス)
- 日中つながりやすい電話番号を記載する
- 携帯電話がある場合、固定電話は省略してよい
- 履歴書のフォーマットによってはメールアドレス欄がない場合があるため、
その場合は連絡先欄にメールアドレスを記載する - 現在はメールでの連絡が主流なため、
メールアドレスの記入は必須レベル - ニックネームや不適切なIDは避ける
学歴

- 中学卒業または高校入学から記載する
- 学校名は正式名称で書く
- 中退した場合も省略せずに記載する
- 中退理由は無理に書く必要はないが、
前向きな理由や、やむを得ない事情がある場合は、
簡潔に補足すると理解につながる - 学歴と職歴の間は一行空ける
職歴

- 時系列順に、古いものから記載する
- 会社名は省略せず正式名称で書く
- 業務内容は1行で簡潔にまとめる
- 退職理由は「一身上の都合により退職」で問題ない
- 現在に至る、以上、で締める
資格・スキル

- 資格は取得年月順に記載する
- 正式名称で書く(略称は使わない)
- Excel・CAD・プログラミングツールなどは、
資格がなくても実務経験があれば記載した方がプラスになる場合がある - 経験を盛って書くのは厳禁
自己PR

- 3〜4行程度で簡潔にまとめる
- 抽象的な表現だけで終わらせない
- 面接で具体的に説明できる内容を書く
志望動機
- 「なぜその会社か」を1点だけ書けば十分
- 条件面(給料・休み)だけの理由は避ける
- 未経験の場合は学ぶ姿勢を示す
本人希望欄

- 特別な希望がなければ「貴社規定に従います」と記載する
- 待遇交渉や細かい条件はここでは書かない
→ 就業時間については、体調管理の都合上、深夜勤務を除き対応可能です。
→ 内定後、2週間以内に勤務開始可能です。
→ 健康上の理由により、一部業務について配慮をお願いする場合があります。
最終確認チェックリスト
よくある間違い
- 盛りすぎた自己PR
- ポエム調の志望動機
- 読みにくい文字量
- 企業指定フォーマットの無視
よくある質問
Q. 履歴書は手書きとPC作成、どちらが有利ですか?
A. どちらが有利・不利ということはありません。
近年はPC作成も一般的で、読みやすさや修正のしやすさを重視する企業も増えています。
企業から指定がない場合は、どちらを選んでも問題ありません。
Q. 履歴書は何枚くらい用意しておけばいいですか?
A. 応募予定数+数枚の余裕を持って用意しておくのがおすすめです。
写真貼付後の使い回しはできないため、応募先ごとに新しいものを用意しましょう。
Q. 写真はデータ貼り付けと印刷後に貼るの、どちらがいいですか?
A. どちらでも問題ありません。
PC作成の場合はデータ貼り付け、手書きの場合は印刷後に貼るのが一般的です。
写真サイズ(縦4cm×横3cm)と印刷倍率100%だけは必ず守りましょう。
Q. 学歴や職歴が多くて欄に収まりません。省略していいですか?
A. すべてを書く必要はありません。
特に関連性の低いものは簡潔にまとめ、直近や応募職種に関係する経歴を優先しましょう。
Q. 職歴がアルバイト・派遣中心でも問題ありませんか?
A. 問題ありません。
雇用形態よりも、どんな業務を担当していたかが重要です。
履歴書では職務内容を簡潔にまとめることを意識しましょう。
Q. 空白期間(ブランク)は履歴書に必ず書くべきですか?
A. 履歴書に詳しく書く必要はありません。
ブランクについては、面接で説明できる準備をしておくことが大切です。
Q. 修正液や修正テープを使ってもいいですか?
A. 使用しないのが原則です。
手書きの場合は書き直し、PC作成の場合は修正して再印刷しましょう。
Q. 履歴書の内容は面接でどの程度見られていますか?
A. 履歴書は面接の質問の土台として使われます。
記載内容と面接での発言がズレないよう、自分で説明できる内容だけを書くことが重要です。
まとめ|履歴書は「面接の準備書類」
履歴書は、あなたを完璧に評価するためのものではありません。
面接で話を聞いてもらうための準備書類です。
感情よりも事実を優先することが重要です。
また、履歴書を送る前に必ずコピーを取っておきましょう。
履歴書のPR欄や本人希望欄に書いた内容は必ず面接で話題になることなので対策しましょう。
ここまで整えたら、
次は面接でやってはいけないことを確認していきましょう。
▼1月にやるべきことまとめ記事に戻る


