「そろそろ転職も考えた方がいいのかな。」
「このまま今の職場で続けるべきか迷う。」
年末が近づくほど、こうした“これからどうするか”の悩みが増える時期です。
働き方を見直したい人もいれば、今の職場に違和感を覚え始めている人もいると思います。
僕自身も、飲食・工場・建設といくつかの業界を経験してきた中で、
働き方を見直すタイミングは人それぞれだと痛感しました。
ただ、特に「辞めようか悩んでいる」という人に伝えたいのは──
その迷いは“あなたの弱さ”ではなく、環境や業界構造に原因があることが多いということ。
このあたりの話は、別記事でより詳しくまとめています。
そして、もし“動くなら安全に”を大事にしたいなら、
12月〜2月は1年で最も転職しやすい時期です。
もちろん、転職=逃げではありません。
むしろ僕は「次のステージに向かうための賢い選択」だと考えています。
何を選ぶかより、どう動くかのほうが大事です。
この記事では、そんな“これからの働き方を考え始めた人”に向けて、
- なぜ12〜2月が転職の旬なのか
- 今から何を準備すべきか
- 20代・第二新卒・寮付き求人の動き方
を、現場経験ベースでまとめました。
今の職場を続けるか迷っている人も、
ただ情報収集したいだけの人も、
冬の転職市場をどう使うべきか、一緒に整理していきましょう。
なぜ12月〜2月が“転職の旬”なのか

12月:準備の月として“土台”を固める

12月は“準備の月”、1月は一気に動き出す“スタートダッシュの月”
12月は、企業側では退職者が出始める一方で、採用計画や予算調整が進むタイミングです。
ただ、求職者側はまだ様子見が多く、動き出す人はそこまで多くありません。
このギャップをうまく使うなら、12月は
- 転職サイト・エージェントの登録
- スカウト機能の設定
- 履歴書・職務経歴書の“ひな形”作り
といった「土台づくり」に集中する月にするのがおすすめです。
1月:採用計画スタートで案件が一気に公開
年が明けると、企業の採用計画が本格的に動き出します。
1月は、12月に準備しておいた人が一気にスタートダッシュを切れる月です。
このタイミングで、
- 12月に整えた書類でさっと応募できる
- スカウト経由のオファーにすぐ反応できる
という状態を作っておくと、“選べる側”に回りやすくなります。
2月:ピーク到来|若手・第二新卒の求人が最大化
2月は、いよいよ採用のピーク。
年度内に人員を確保したい企業が増えるため、
- 若手向けのポテンシャル採用
- 第二新卒採用枠
が一気に増えるタイミングです。
20代・第二新卒にとって、2月はもっとも有利に動ける月と言ってもいいぐらいです。
3月以降は失速する理由
3月は年度末で、企業側は
- 決算対応
- 人事異動の調整
- 新年度の準備
などで手一杯になります。
その結果、採用活動は一気にスローダウン。
4月に入ると新卒研修も始まり、5月頃までは“採用の閑散期”に入っていきます。
つまり、冬に動いた人だけが、一年でもっとも選びやすい時期を使えるということです。
今から動くべき理由|早く動いた人が“選べる側”になる
良い求人は早期に埋まる
12〜2月は求人数自体は多いですが、
本当に条件の良い求人は、シンプルに早い者勝ちです。
特に、
- 年収レンジが高い
- 残業が少なめ
- 勤務地・休日条件が良い
といった“人気パターン”の求人ほど、
12月〜1月の早い段階で埋まっていきます。
競争が激化する前に動くメリット
求職者の本格的な動き出しは、だいたい1月中旬〜下旬あたりです。
だからこそ──
12月に準備を始める人は、ライバルがほぼいない状態でスタートダッシュが切れるわけです。
書類が通りやすく、企業やエージェントからの対応も丁寧になりやすい。
スタートが早いだけで、転職の勝率はかなり変わってきます。
焦って動くとブラックを掴むリスクが増える

逆に、2月末〜3月にかけてよく起きがちなのが、
- 「とにかく年度内に決めなきゃ」と求職者側が焦る
- 「年度内に人数だけでも揃えたい」と企業側も焦る
という“ダブル焦り”の状態です。
この状態で決まった転職は、後から
「思ってたのと違う」「またすぐ辞めたくなった」
となりやすい。
だからこそ、早めに準備して、冷静に選べる状態をつくることが、冬の転職では何より大事になります。
12月にやるべき準備(最重要)
12月は「ガチるかどうか」ではなく「土台を整える月」です。
ここさえ押さえておけば、1月〜2月がかなりラクになります。
① まずは“転職エージェント”に登録する
冬の転職でいちばん差がつくのが、転職エージェントを使うかどうかです。
- エージェント独占の非公開求人が増える
- 自分で探すより、紹介してもらう方が圧倒的に早い
- 日程調整・条件交渉を任せられる
- 冬は企業への推薦文で強くプッシュしてくれる
本気で転職したいなら、まずはエージェント登録から始めるのが鉄板です。
まず登録しておきたい王道エージェント
doda(デューダ)は、求人数・サポートのバランスが良く、20代〜30代前半の転職でまず候補に入れておきたいエージェントです。
「どこから登録すればいいか分からない」という人は、ひとまずdodaを押さえておけばOK
大手志向・キャリアアップ狙いなら
リクルートエージェントは、大手企業や人気企業への転職に強く、職務経歴書の添削や面接対策もかなり手厚いです。
「今より条件を上げたい」「大手も視野に入れている」という人は、dodaとセットで登録しておくと選択肢が一気に広がります。
住む場所ごと確保したい人は工場系もチェック
工場ワークスのような工場系求人サイトは、「寮付き」「住み込み可」といった求人を探すときに相性が良いです。
「まずは固定費を抑えたい」「貯金を増やしたい」という人は、通常の転職エージェントとあわせてチェックしておくと選択肢が広がります。
② “転職サイトの3タイプ”を理解しておく
エージェントに登録したら、あわせて「転職サイトの種類」だけ軽く押さえておくと迷いません。
ざっくり分けると、
- 求人を自分で検索する「検索型」
- 担当者が求人を紹介してくれる「エージェント型」
- 工場・IT・販売などジャンル特化の「特化型」
の3タイプだけ理解しておけば十分です。
それぞれの特徴や組み合わせ方は、別記事で詳しく解説しています。
エージェント登録の“ついで”で良いので、ここだけ一度押さえておくと、
その後のサービス選びで迷いづらくなります。
③ スカウト機能は“必ずON”にする
💡【重要】スカウトは必ずONにしておく
特にリクナビNEXTなどは、スカウト機能が非常に強力です。
スカウトをONにしておくだけで、企業やエージェントから
- 「一度お話ししませんか?」
- 「ぜひ書類選考から進めたいです」
といったオファーが自動的に届く状態にできます。

登録したまま放置していても、スカウトさえONになっていれば、
勝手にチャンスが飛び込んでくる“受け身の転職活動”ができます。
④ 履歴書・職務経歴書は“ひな形”でOK
12月の段階で、履歴書や職務経歴書を完璧に仕上げる必要はありません。
むしろ最初は、
- テンプレート(ひな形)を1つ用意する
- 最低限の経歴だけ埋めておく
くらいでOKです。
そこから、応募先に合わせて少しずつ肉付けしていくイメージの方が、
「準備で力尽きて何もしない」というパターンを避けられます。
履歴書・職務経歴書の書き方については、別途、個別の記事で深掘りしていく予定です。
⑤ 連絡用メールアドレス・日程調整の準備
最後に意外と大事なのが、連絡手段の整備です。
- 転職用にGmailアドレスを1つ作る
- スマホで通知が確実に届くようにしておく
- 平日夜・土日の「面接に出やすい時間帯」をざっくり決めておく
この3つを整えておくだけで、
- 気づいたらメールが埋もれていた
- 面接の日程調整でモタついてチャンスを逃した
といった、もったいない取りこぼしを防げます。
1月〜2月にやるべきこと
① 企業への応募を開始する(1月は狙い目)
12月に準備を整えたら、1月は実際に応募を始めるタイミングです。
この時期は、
- 良い求人がまだ残っている
- ライバルの応募がまだ本格化していない
という意味で、かなり狙い目のタイミングです。
② 面接対策を始める
応募と並行して、軽い面接対策を始めておくと、2月の本番で一気に差がつきます。
- 志望動機を1パターンだけでも言語化しておく
- 自己紹介(1〜2分)をざっくり決めておく
- よく聞かれる質問に、なんとなく答えを用意しておく
このあたりは、今後「面接対策」の記事でより具体的にまとめていく予定です。
③ 内定が出たら複数比較して決める
冬の転職は、うまくいくと複数社から内定が出ることがあります。
そのときに大事なのは、
- 年収
- 残業時間・働き方
- 勤務地・通勤時間
- 仕事内容・成長環境
などを総合的に比較して、自分にとっての“総合点”で決めることです。

「1社決まったからとりあえずそこで…」と即決するより、
この時期は、あえて比較する余裕を持つ方が、後悔は少なくなります。
④ 転職エージェントと二人三脚で動く理由
このタイミングで力を発揮するのが、転職エージェントの“推薦文”です。
エージェント経由の応募では、あなたの職務経歴書とは別に、
担当者が企業に向けて「この人はこういう強みがあります」といった推薦コメントをつけてくれます。
冬は企業側も「年度内に採用を決めたい」というモードになっているため、
この推薦文があるかどうかで、書類通過率・面接通過率に差が出やすいです。
またリクナビNEXTでは、プロフィールや職務経歴などを選択肢から選んでいくだけでAIがプロレベルの自己PRレジュメを作成してくれます。

↑コチラは実際に僕が入力していった結果から自動出力された自己PR
とても便利な機能なのでぜひ活用してください。
若手(20代)・第二新卒が“旬の恩恵”を最も受ける理由
20代向け求人が増える
年度替わり前のタイミングは、企業が「若手を増やしたい」と考える時期です。
そのため、
- 20代限定
- 社会人経験3年以内
- 未経験歓迎・ポテンシャル採用
といった求人が増えやすくなります。
第二新卒枠が大量に出る
第二新卒という枠も、12〜2月に一気に増える傾向があります。
「新卒で入った会社が合わなかった」「1社目をやめてからブランクがある」といった人でも、
冬のタイミングなら、比較的ポジティブに受け止めてもらいやすいです。
ポテンシャル採用が伸びる
この時期は、即戦力だけでなく、
- 素直さ
- 吸収力
- コミュニケーション力
といった「伸びしろ」を重視する採用も増えます。
経験が浅い20代や第二新卒にとって、
一度キャリアを立て直すチャンスとして使いやすいのが、12〜2月の転職市場です。
寮付き求人も12〜2月が狙い目
補充採用増加で“即日入寮案件”が増える

年末は退職者が増えるため、特に工場や建設などの現場では、
- 「とにかく現場を回せる人数を確保したい」
- 「住む場所ごと用意して、すぐに来てほしい」
というニーズが高まります。
その結果、「即日入寮OK」「住み込み歓迎」といった寮付き求人が増えやすいのが、12〜2月という時期です。
年末年始で住む場所を失う人が増える=需要UP
現場目線のリアルな話として、年末年始は、
- 仕事を辞めて寮を出ざるを得なくなった人
- 人間関係トラブルや家族の事情で家を出た人
など、「とりあえず住む場所が欲しい」という人が増える時期でもあります。
そのため、企業側も
- 寮の空き部屋を埋めたい
- “住み込みOK”の条件を出しやすい
という状況になり、住み込み求人の数自体が増えてきます。
僕が実際に使った「ジョビット寮」の一次情報
僕自身も、生活が厳しくなったタイミングで寮付き求人を選び、
実際にジョビットを通して「即日入寮+就業」を経験しました。
ジョビットの寮については、
の記事で、相部屋・個室・女子寮・設備面などを正直ベースでレビューしています。
「まずは固定費を下げたい」「住む場所もまとめて確保したい」という人は、
- ジョビットのような“寮付き総合サービス”
- 工場ワークスのような“寮付き工場求人サイト”
を組み合わせてチェックすると、選べる幅がかなり広がります。
まとめ|12月から動いた人が3月に笑う
この記事の要点まとめ
- 12〜2月は、求人数・採用意欲ともに高い転職のゴールデンタイム
- 12月に準備を始めた人ほど、良い求人を“選べる側”に回れる
- 焦って3月に決めるより、早めに動いて冷静に比較する方がミスマッチは少ない
- 20代・第二新卒・未経験転職にも、この時期は追い風が吹きやすい
- 住み込み・寮付き求人も12〜2月は狙い目で、「住む場所ごと変える」選択肢も取りやすい
転職は、人生の方向を大きく変える選択です。
だからこそ、「勢いだけ」ではなく「準備してから動く」ことが大事だと僕は考えています。
もし今、
- 今の職場に違和感がある
- このまま続けていいのかモヤモヤしている
- だけど、辞める勇気もなかなか出ない
という状態なら、
「とりあえず12月は情報収集と準備だけしてみる」というスタンスもアリです。
3月に笑っているのは、12月から準備を始めた人だけ。
焦らず、でも止まりきらず、
あなたのペースで次の一歩を考えていきましょう。





