面接で落ちたとき、多くの人は「もっと良い受け答えをすればよかった」「アピールが足りなかったのかもしれない」と考えがちです。
しかし実際には、評価が足りなかったから落ちる人よりも、無意識に“減点されてしまった”人の方が圧倒的に多いのが現実です。
面接には、
この2種類が存在します。そして、転職初心者が最初につまずくのは、後者の「減点される行動」です。
本記事では、面接でよくあるNG行動を単なるマナー論ではなく、面接官が見ている「3つの評価軸」に分解して解説します。
NG例だけでなく、「どうすれば減点されないのか」という正解の考え方・行動例もセットで紹介するので、面接前のチェックリストとして活用してください。
面接でやってはいけないことは「減点の評価軸」で説明できる

面接官は、加点と減点で見ているポイントが違います。もちろん「良い回答」「魅力的な経験」で加点されることもありますが、まず先に見られやすいのは減点がないかです。
つまり、最初にやるべきは「受かるための必殺技」ではなく、落ちる原因(減点)を消すこと。
ここが整ってはじめて、加点(自己PR・志望動機・話の組み立て)が効いてきます。
この記事では、面接の減点ポイントを次の3つに整理します。
- 信頼:仕事を任せても大丈夫か?
- 協調性:一緒に働く姿が想像できるか?
- 思考力:会話が噛み合うか?
ここから先は、各評価軸ごとに「NG行動 → NG例 → 正解例」の順で潰していきます。
① 信頼を壊すNG行動|仕事を任せても大丈夫か?
面接官が最初に確認したいのは、スキルの細部よりも「この人に仕事を任せて破綻しないか」です。
信頼は、発言よりも時間・身だしなみ・細部への意識から判断されやすい傾向があります。
ここでのNGは「能力が低い」ではなく、仕事の雑さ・詰めの甘さを想像させてしまう行動です。
NG① 時間にルーズ(ギリギリ・早すぎも含む)
NG例
正解例(減点されない基準)
NG② 服装を「自分基準」で決めてしまう
NG例
正解例(減点されない基準)
※履歴書写真の服装と面接の服装はセットで整えるのが最短です。
履歴書の写真の撮り方(服装・髪型・NG例つき)も合わせて確認しておくと、身だしなみの減点をほぼ潰せます。
NG③ 髪型・身だしなみを軽視する
NG例
正解例(減点されない基準)
NG④ 靴・カバンなどの持ち物を見ていない
NG例
正解例(減点されない基準)
② 協調性を壊すNG行動|一緒に働く姿が想像できない
協調性は「感じがいい」だけではありません。面接官が見ているのは、同じ前提で会話できるか/距離感を合わせられるかです。
ここでのNGは失礼かどうかよりも、「この人、現場でズレそうだな」という不安を生む行動です。
NG⑤ 挨拶・入退室が雑
NG例
正解例(減点されない基準)
NG⑥ 話し言葉・態度がラフすぎる
NG例
正解例(減点されない基準)
NG⑦ 会社に合わせる姿勢が見えない
ここが協調性の核心です。
多くの人が「挨拶や敬語ができればOK」と思いがちですが、面接官が本当に警戒するのは前提のズレです。
NG例
正解例(減点されない基準)
③ 思考力を疑われるNG行動|会話が噛み合わない
面接はスピーチの場ではなく、実務の会話が成立するかの確認です。ここで見られているのは、正解を言えるかよりも質問をどう理解し、どう整理して伝えるかです。
ここでのNGは「頭が悪い」ではなく、会話が噛み合わない不安を生むことです。
NG⑧ 質問の意図とズレた回答をする
NG例
正解例(減点されない基準)
NG⑨ 正解を言おうとしすぎる
NG例
正解例(減点されない基準)
まとめ|面接は「減点を避ける」だけで通過率が変わる
面接で最初にやるべきことは、うまく話すことでも、強くアピールすることでもありません。
無意識に評価を下げる行動をしないことです。
本記事で紹介したNG行動は、すべて次の3つの評価軸のどれかを壊しています。
- 信頼:仕事を任せても大丈夫か
- 協調性:一緒に働く姿が想像できるか
- 思考力:会話が噛み合うか
この3つで減点されない状態を作るだけでも、面接の通過率は大きく変わります。 まずは本記事をチェックリストとして使い、「評価を下げない面接」を確実に通過できる状態を整えてください。
3つの評価軸を理解した人が、次にやるべき面接対策
ここまでの9つは、面接で落ちる原因になりやすい「減点」を潰すための内容です。次は、加点(評価を上げる準備)に進みましょう。
- 1月にやるべき転職活動ロードマップ(全体の順番を確認)
- 履歴書の書き方(面接は履歴書の確認の場でもある)
- 履歴書の写真の撮り方(第一印象の減点をゼロにする)
- 面接でよく聞かれる質問16選(暗記しても詰まる理由と、安定して答える考え方)
- 面接受かる人・受からない人の違い(準備中)
- 面接で役立つ話の構成力(準備中)
面接は「うまく話す勝負」ではありません。
減点を避け、評価軸に沿って“安心感”を積み上げるだけで、通過率は上がります。


