面接で評価を下げるNG行動は「3つの評価軸」で決まる|NG行動9選

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面接で落ちたとき、多くの人は「もっと良い受け答えをすればよかった」「アピールが足りなかったのかもしれない」と考えがちです。

しかし実際には、評価が足りなかったから落ちる人よりも、無意識に“減点されてしまった”人の方が圧倒的に多いのが現実です。

面接には、

  • 評価を上げるためのチェック(加点)
  • 評価を下げるためのチェック(減点)

この2種類が存在します。そして、転職初心者が最初につまずくのは、後者の「減点される行動」です。

本記事では、面接でよくあるNG行動を単なるマナー論ではなく、面接官が見ている「3つの評価軸」に分解して解説します。
NG例だけでなく、「どうすれば減点されないのか」という正解の考え方・行動例もセットで紹介するので、面接前のチェックリストとして活用してください。


面接でやってはいけないことは「減点の評価軸」で説明できる

面接官は、加点と減点で見ているポイントが違います。もちろん「良い回答」「魅力的な経験」で加点されることもありますが、まず先に見られやすいのは減点がないかです。

つまり、最初にやるべきは「受かるための必殺技」ではなく、落ちる原因(減点)を消すこと
ここが整ってはじめて、加点(自己PR・志望動機・話の組み立て)が効いてきます。

この記事では、面接の減点ポイントを次の3つに整理します。

  • 信頼:仕事を任せても大丈夫か?
  • 協調性:一緒に働く姿が想像できるか?
  • 思考力:会話が噛み合うか?

ここから先は、各評価軸ごとに「NG行動 → NG例 → 正解例」の順で潰していきます。


① 信頼を壊すNG行動|仕事を任せても大丈夫か?

面接官が最初に確認したいのは、スキルの細部よりも「この人に仕事を任せて破綻しないか」です。
信頼は、発言よりも時間・身だしなみ・細部への意識から判断されやすい傾向があります。

ここでのNGは「能力が低い」ではなく、仕事の雑さ・詰めの甘さを想像させてしまう行動です。

NG① 時間にルーズ(ギリギリ・早すぎも含む)

NG例

  • 開始時刻ちょうど(または数分前)に到着する
  • 遅刻しそうなのに連絡が遅い/連絡手段を把握していない
  • 逆に15分以上前に到着して、受付や担当者を急かしてしまう
  • オンライン面接で開始直前に入室して、機材トラブルで慌てる

正解例(減点されない基準)

  • 対面:5〜10分前に到着(早すぎは避ける)
  • オンライン:5分前に入室し、音声・カメラ・通信を確認
  • 遅れそうなら「到着予定時刻」「状況」「お詫び」をセットで早めに連絡

NG② 服装を「自分基準」で決めてしまう

NG例

  • 「私服OK=何でもOK」と解釈してラフすぎる服装になる
  • スーツが浮くのが怖くて、自己判断で崩しすぎる
  • 清潔感はあるが、全体がちぐはぐ(靴だけカジュアル等)

正解例(減点されない基準)

  • 指定がないなら、迷ったらスーツ(スーツでマイナスになるケースはほぼない)
  • 「服装自由」の場合も、基本は面接に行く服=職場で浮かない服が基準
  • 業界的にカジュアルOKでも、初回面接は“無難寄り”が安全

※履歴書写真の服装と面接の服装はセットで整えるのが最短です。
履歴書の写真の撮り方(服装・髪型・NG例つき)も合わせて確認しておくと、身だしなみの減点をほぼ潰せます。

NG③ 髪型・身だしなみを軽視する

NG例

  • 寝癖/アホ毛/前髪が目にかかって顔が見えない
  • 無精ひげ、整っていない眉
  • 香水や柔軟剤が強すぎる
  • 口元(唇の荒れ)や爪、襟元の汚れなど細部が雑

正解例(減点されない基準)

  • 顔がはっきり見える髪型(前髪は目にかからない)
  • ひげ・眉・爪など「生活感が出る箇所」を整える
  • 匂いは“しない”が正解(控えめではなく、基本は無臭寄り)

NG④ 靴・カバンなどの持ち物を見ていない

NG例

  • スニーカー、汚れた革靴、かかとが潰れている
  • カバンが小さすぎて書類が折れる/逆に大きすぎてだらしない
  • 名刺入れや筆記具がなく、現地で慌てる

正解例(減点されない基準)

  • 靴は清潔感が最優先(革靴は磨く/汚れは落とす)
  • カバンはA4書類が折れずに入るサイズ
  • 持ち物は最小構成でOK:筆記具、メモ、応募書類の控え(必要なら)

② 協調性を壊すNG行動|一緒に働く姿が想像できない

協調性は「感じがいい」だけではありません。面接官が見ているのは、同じ前提で会話できるか/距離感を合わせられるかです。

ここでのNGは失礼かどうかよりも、「この人、現場でズレそうだな」という不安を生む行動です。

NG⑤ 挨拶・入退室が雑

NG例

  • 声が小さすぎる/第一声が聞き取れない
  • 目を合わせずに会釈だけで終わる
  • 着席のタイミングが早い(促される前に座る)

正解例(減点されない基準)

  • 「本日はお時間をいただきありがとうございます」を一言言える
  • 座るのは促されてから
  • 完璧な所作より、丁寧に合わせようとしている姿勢が大事

NG⑥ 話し言葉・態度がラフすぎる

NG例

  • 「〜っす」「やばい」「マジで」など砕けた言葉が多い
  • ため口、馴れ馴れしい態度
  • 貧乏ゆすり、椅子にもたれすぎ、腕組み

正解例(減点されない基準)

  • 敬語が完璧でなくてもOK。最低限丁寧語で十分
  • 態度は「礼儀」より「一緒に仕事できる距離感」が伝わるかで決まる
  • 緊張してもいいが、ラフさは減点になりやすい

NG⑦ 会社に合わせる姿勢が見えない

ここが協調性の核心です。
多くの人が「挨拶や敬語ができればOK」と思いがちですが、面接官が本当に警戒するのは前提のズレです。

NG例

  • 条件(給与・休日・残業)ばかり先に確認する
  • 企業理解が浅いまま「とにかく働きたい」だけで押し切る
  • 「自分はこうしたい」が先に出て、相手の事情が見えない

正解例(減点されない基準)

  • まずは「一緒に働く前提」を作る(業務理解・役割理解から入る)
  • 条件は聞いていいが、順番が重要:仕事内容→期待役割→条件
  • 「合わせる=我慢」ではなく、ミスマッチを減らす姿勢として見られる

③ 思考力を疑われるNG行動|会話が噛み合わない

面接はスピーチの場ではなく、実務の会話が成立するかの確認です。ここで見られているのは、正解を言えるかよりも質問をどう理解し、どう整理して伝えるかです。

ここでのNGは「頭が悪い」ではなく、会話が噛み合わない不安を生むことです。

NG⑧ 質問の意図とズレた回答をする

NG例

  • 質問を聞いた瞬間、自分が話したい話を始めてしまう
  • 結論がなく、背景説明が長い
  • 質問の前提を取り違えたまま話を進める

正解例(減点されない基準)

  • 基本は結論 → 理由 → 補足(短く)
  • 質問の意図が曖昧なら「〇〇という理解で合っていますか?」と確認する
  • 話が長くなりそうなら「先に結論からお話しします」と宣言する

NG⑨ 正解を言おうとしすぎる

NG例

  • 暗記したテンプレ回答を、そのまま読み上げるように話す
  • “それっぽい言葉”を並べるが、実感がなく薄い
  • 分からないのに誤魔化して話を作る

正解例(減点されない基準)

  • 面接官が知りたいのは正解ではなく「あなたの考え方
  • 言葉は素朴でもいいので、自分の言葉で話す
  • 分からないときは「現時点ではこう考えています」と前提を置いて整理する

まとめ|面接は「減点を避ける」だけで通過率が変わる

面接で最初にやるべきことは、うまく話すことでも、強くアピールすることでもありません。
無意識に評価を下げる行動をしないことです。

本記事で紹介したNG行動は、すべて次の3つの評価軸のどれかを壊しています。

  • 信頼:仕事を任せても大丈夫か
  • 協調性:一緒に働く姿が想像できるか
  • 思考力:会話が噛み合うか

この3つで減点されない状態を作るだけでも、面接の通過率は大きく変わります。 まずは本記事をチェックリストとして使い、「評価を下げない面接」を確実に通過できる状態を整えてください。

3つの評価軸を理解した人が、次にやるべき面接対策

ここまでの9つは、面接で落ちる原因になりやすい「減点」を潰すための内容です。次は、加点(評価を上げる準備)に進みましょう。

面接は「うまく話す勝負」ではありません。
減点を避け、評価軸に沿って“安心感”を積み上げるだけで、通過率は上がります。

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