「12月って、転職するにはもう遅いよな……」
そんなふうに感じて、このページにたどり着いた人も多いと思います。
結論から言うと、12月は転職を“決断”する月ではありません。
むしろ、来年に向けて転職を有利に進めるための“準備の月”です。
実は転職市場には、動く人が集中し、求人も一気に増える「旬の時期」があります。
その中心になるのが、1月〜2月です。
この「転職の旬」については、別の記事で詳しく解説しています。
なぜ年明けが有利なのか、なぜ12月は準備に向いているのかを知りたい方は、先にこちらを読んでみてください。
今の時点で転職先が決まっている人はラッキー。
一方で、まだ何も決まっていない人も、まったく焦る必要はありません。
この12月にやるべきなのは、人生を左右する大きな決断ではなく、
「年明けに選択肢を持つための準備」だけ。
この記事では、
をまとめて解説していきます。
「今すぐ辞めるかは決められない」
「でも、このままでいいとも思えない」
そんな状態の人にこそ、12月の過ごし方はとても重要です。
できるところから、一緒に準備していきましょう。
12月は「決断の月」ではなく「準備の月」
年間でもっとも求人数が増加するのが、「1月」です。
これは、企業の採用計画や予算、欠員補充の動きが年明けに集中するためです。
詳しい背景は、転職の旬について解説した記事でまとめています。
なので12月は、焦って動くよりも準備の月として備えておくのがベストです。
①連絡用メールアドレスを用意する
まずは、転職活動専用の連絡用メールアドレスを用意しましょう。
転職サイトや転職エージェントに登録すると、想像以上の頻度でメールが届きます。
案件紹介、面談案内、非公開求人など、重要な情報はすべてメールで届くからです。
普段使いのメールと混ざってしまうと、
といった機会損失が起きやすくなります。
Gmailなどのフリーアドレスで十分なので、
「転職用」と割り切ったメールアドレスを1つ作っておくだけで、年明けの動きやすさが大きく変わります。
②転職サービスの3タイプモデルを理解する
12月の準備段階で、もうひとつ大切なのが
「転職サービスの種類と役割をざっくり理解しておくこと」です。
転職活動がうまくいかない人の多くは、
「どのサービスを、どのタイミングで使うか」を知らないまま動いてしまいます。
転職サービスは、大きく分けて次の3タイプに分類できます。
- 検索型(自分で求人を探すタイプ)
- エージェント型(担当者が求人を紹介してくれるタイプ)
- 分野特化型
それぞれの特徴や使い分けについては、
別の記事で「転職サービスの3タイプモデル」として詳しく解説しています。
ここで大切なのは、
「どれが正解か」ではなく、「今の自分に何が必要か」を基準に考えることです。
たとえば、
であれば、検索型サービスが向いています。
一方で、
という人は、最初から検索型に突っ込むと迷走しやすくなります。
だからこそ、12月の段階では
「自分はいま、どのタイプの支援が必要か」
を整理しておくことが大切です。
このあと紹介する「転職エージェントへの登録」も、転職を決断するためではなく、
自分の状況を客観的に把握するための準備として考えてください。
③ますは”転職エージェント”に登録する
12月の準備として、次にやっておきたいのが
転職エージェントへの登録です。
ここで誤解しがちなのが、
「エージェントに登録=今すぐ転職しなければならない」というイメージ。
実際には、登録したからといって転職を決断する必要はありません。
12月の段階では、むしろ“情報を集めるための準備”として活用するのが正解です。
転職エージェントを使う最大のメリットは、
自分ひとりでは見えない情報を手に入れられること。
こうした情報は、求人サイトを眺めているだけでは分かりません。
第三者の視点が入ることで、はじめて整理できるものです。
また、12月中に登録しておくことで、
年明けの求人が動き出すタイミングにスタートダッシュを切れるというメリットもあります。
年が明けてから登録すると、
「準備 → 登録 → 面談」と進むだけで時間がかかり、
せっかくの転職の旬を逃してしまうケースも少なくありません。
エージェント選びや、
「どんなタイプのサービスが自分に合うか」
については、
以下の記事で詳しくまとめています
大切なのは、
12月のうちに「相談できる場所」を確保しておくこと。
決断は、情報が揃ってからで十分です。
転職でマスターしておくと有利に進められるノウハウまとめ
① キャリアの棚卸し|まず“自分の現在地”を知る
転職活動が迷走する一番の原因は、
「自分が何を求めているのか分からないまま動いてしまうこと」です。
キャリアの棚卸しは、
を整理するための作業。
これは、履歴書を書くためのものではありません。
「転職する・しない」を判断するための土台です。
② 求人票の見極め方|年明けに“地雷を踏まない”準備
求人票は、「応募するため」に読むものではありません。本来の役割は、
「避けるべき求人を見抜くためのフィルター」です。
12月のうちに求人票の見方を身につけておくことで、
年明けに焦って応募し、ミスマッチに飛び込むリスクを大きく減らせます。
③ 退職理由の整理|感情と判断を切り離す
「辞めたい」という気持ちがあっても、
理由が整理できていないと、人はなかなか決断できません。
退職理由の整理は、
誰かに説明するためのものではなく、
自分自身が納得するための作業です。
ここを曖昧にしたまま転職すると、
同じ理由で、同じように悩む可能性が高くなります。
12月中に「登録だけ」は済ませておくべき理由
「登録すると、転職しなきゃいけなくなりそうで怖い」
12月になると、こう感じて動けなくなる人は少なくありません。
でも実際は、12月中に“登録だけ”済ませておくことが、
年明けの転職活動をいちばん楽にしてくれます。
理由① 転職の旬は、準備が終わっている人から動ける
年明けは求人が一気に動き出します。
そのタイミングで、
「登録 → 面談 → 情報収集」から始めていると、どうしても出遅れます。
12月中に登録だけ済ませておけば、
年明けは「選ぶ・判断する」ところからスタートできます。
理由② 登録=転職ではない
転職サービスへの登録は、
転職を決める行為ではありません。
を知るための情報収集です。
話を聞いたうえで、
「今回は見送る」という選択をしても問題ありません。
理由③ 「相談できる場所」があるだけで気持ちが楽になる
転職を迷っているときに一番しんどいのは、
全部をひとりで考え続けることです。
12月のうちに登録しておけば、
年明けに不安が強くなったときでも、
「相談できる場所」がすでにあります。
決断は、情報が揃ってからで大丈夫。
12月は、そのための土台を作る月です。
どのサービスに登録すればいいか迷う人は、
20代向けに整理したこちらの記事を参考にしてください。
まとめ|12月にやることは「人生を決めること」じゃない
年明けに動く人と、動けない人の差は、
能力や経験ではありません。
12月に「準備をしたかどうか」
それだけです。
今はまだ、答えが出ていなくて大丈夫。
迷っている状態のままでも、一歩ずつ進めます。
👉 最後に 「どこから始めるか迷う人へ」
「何から手をつければいいか分からない」という人は、
まずは自分の状況を整理するところから始めてみてください。
少し余裕があれば、
年明けに向けて転職サービスへの登録まで済ませておくと、
さらに動きやすくなります。
この12月を、「何もしない月」にしないこと。
それだけで、来年の選択肢は確実に増えます。







